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光回線の開通工事は、光ファイバーケーブルをご自宅内に引き込む作業です。ご自宅のすぐそばの電柱まで光回線が開通していても、電柱からご自宅までケーブルを引き込む開通工事で、さまざまなトラブルが起こる場合があります。
そこで今回は、光回線の開通工事トラブルで代表的な事例をご紹介します。
【1】配管不良により開通工事ができない
光ファイバーケーブルを電話回線のモジュラージャックに通そうとしたとき、老朽化により途中で配管が切れていた場合に、開通工事ができなくなります。
古い電話線の配管だと途中で切れていることがあり、開通工事を断念せざるを得ません。こういったケースは、古いマンションや戸建てで見られる事例です。
【2】必要な穴を壁にあけることができない
戸建てマンション問わず、既存配管を再利用できれば穴あけ不要で、再利用できればなければ穴あけが必要です。持ち家ではなく賃貸住宅の場合、大家さんの許可が必要です。
大家さんによっては、壁の穴あけに対して了承を得られないこともあるため、事前に確認しましょう。
【3】隣人の部屋のベランダに入る必要がある
マンションなどで光回線の開通工事を行うときは、隣人のベランダに入らなければ作業ができない場合もあります。このようなケースは、開通工事を実施する旨を隣人に伝えて、許可を得なければなりません。
また、電柱とご自宅の位置関係により、隣人の庭の上を光ファイバーケーブルが通ることもあります。庭の上といえども隣人の敷地になるため、当然所有者に許可を得る必要があるのです。万が一、隣人の許可が得られなければ、光回線の開通工事は実施できません。
【4】電線が地下に埋まっている
景観を損なわないために電柱を立てず、地下に電線を埋設する地域が増えてきています。そのため、光ファイバーケーブルが地下に埋まっていると、光回線事業者によっては、開通工事が難しい場合があります。
電柱がない地域で生活する場合は、電線や光ファイバーケーブルが地下に埋まっていても開通工事が可能な光回線事業者を、事前にチェックする必要があります。こうした事前確認をすれば、開通工事不可によるトラブルを、ある程度は避けることができるでしょう。
【5】国道を横断する場合は、行政の許可が必要
光回線事業者などのWebサイトを通じて、ご自宅のある地域が、光回線を開通しているエリアであることが確認できたとします。
しかし、実際に開通工事を依頼してみると、ご自宅の近くまで光回線が届いていないことがわかり、光回線をご自宅近くまで引き込む延長工事を実施しなければならないケースがあります。
この延長工事を実施するために、光回線が国道を横断する場合は、行政の許可が必要です。行政の許可が下りないと、開通工事ができないことがあるので注意しましょう。
おわりに
今回は、光回線の開通工事トラブルで代表的な事例をご紹介しました。
光回線の開通工事には、配管不良や電線の埋没、光回線の国有地や私有地の横断など、さまざまなトラブルが発生します。また、光回線を引き込みたい建物の構造や周辺環境に応じて、近隣の方に協力してもらったり、大家さんから許可を得たり、行政に開通工事の申請をしたりしなければなりません。トラブルを未然に防ぐためにも、光回線の開通工事を実施するために、必要とされることは事前に確認するようにしましょう。