目次
インターネット回線の歴史
日本国内において、インターネットが一般的に利用され始めたのは1995年頃でした。当時用いられていたダイヤルアップ通信の速度は最速でも28.8Kbpsでした。これは、画像がないテキストのみのページを表示するのがやっとの速度です。 インターネットに速度を飛躍的に上げたのは、1999年に誕生したADSLと言われています。最大で50Mbps、ダイヤルアップとは比較にならない高速通信で、長らく利用されていました。 2000年に入り、インターネットがインフラとして認識され始めると同時に、ADSLの速度はさらに塗り替えられることになります。それは、最大で1Gbps程度の速度を実現する光回線の誕生です。こちらは、現在でも最もストレスのない回線として普及しています。さらに、有線回線の発展もあり、改善を重ねてきた無線回線も、現在では有線回線とほとんど遜色のない速度に到達しました。現代のネットライフに必要な通信速度は?
それでは、現代のコンテンツをストレスなく利用するために、必要な速度はどの程度なのでしょうか。 厳密には、どのようなコンテンツを利用するのかによって必要な通信量は異なります。インターネット上でやり取りするデータの中でも、負荷が大きいと考えられるのは「動画データ」なので、今回は動画を見るケースを想定してみましょう。 多くの動画配信サイトで最も良い画質として提供されているHD画質をストレスなく視聴したい場合、必要な通信速度は3.5Mbps程度と考えられています。利用者によってはさらに高画質の動画や、動画視聴以上にヘビーな使い方も考えられますが、10Mbpsもあれば問題ないでしょう。 ただし、必ずしも「実際の速度」がこの速度ではないことには注意しなければなりません。通信事業者が提示している速度は「ベストエフォート(理論上の最速)」であり、実際の速度はさまざまな要因により低下してしまうのが現実です。 参考:https://net-so-dan.com/archives/2516目的別ネット回線の選び方
回線によって速度や特徴が違うとなると、気になるのは決め方や選び方ではないでしょうか。以下では目的別におすすめの回線をご紹介します。速い回線をとにかく目いっぱい使いたい!
速さにこだわるヘビーユーザーであれば、光回線の1択となるでしょう。 性能のいいルーターを用いれば、ストリーミングでの動画再生もスムーズです。通信速度だけではなく、原則として定額で使い放題という点も魅力です。安定性も含めて、現在最も信頼度の高い回線と言えます。ライフラインとして必要なだけ

いろいろな場所で使いたい

おわりに
今回は、インターネット回線の歴史や、快適なインターネットの利用に必要となる通信速度についてご紹介しました。時代の流れとともに、インターネット回線の速度は飛躍的に上がり、現在では大容量の動画データをストレスなくスムーズに視聴できるまでに発達しました。インターネット回線を選ぶ際には、用途や速度、料金などの要素から、どの選択が本当に正しいのか検討するようにしましょう。The following two tabs change content below.

SoftBank光編集部
インターネットサービスやでんき、無線LANやセキュリティ対策などの情報を発信するSoftBank光のなかの人です。SoftBank光に関するお役立ち情報をお届けします!

最新記事 by SoftBank光編集部 (全て見る)
- 【徹底解説】Wi-Fiルーターの選び方と おすすめWi-Fiルーター - 2022年1月14日
- ソフトバンク光テレビとは?特徴・提供エリア・料金・お得な契約方法を紹介 - 2021年7月23日
- ソフトバンクのWiFiサービス3種を解説!月額料金やキャンペーンも紹介します - 2021年7月12日