引越しの際は電気やガス、水道などのライフラインは解約して、引越し先で新たに契約を結ばなければなりません。一方で、インターネットは引越し先で同じインターネット回線会社、プロバイダが利用可能でしたらそのまま利用できます。引越し先でもスムーズに利用するためには、なるべく早めの手続きが大事です。
そこで今回は、引越しをする際にプロバイダやインターネット回線はそのまま使えるのか、必要な手続き、よくある失敗例をご紹介します。
目次
引越しの際にインターネットはそのまま使える
ご存じのようにインターネットは、回線会社とプロバイダから成り立っています。引越し元でもソフトバンク光を利用されている方は、引越し先がソフトバンク光に対応可能な地域かを確認します。問題がなければ、ソフトバンク光とプロバイダであるYahoo! BBに連絡をして引越しの手続きを行えば、新しいお住まいでもこれまでのインターネットが利用できます。
インターネット回線やプロバイダを変更する必要はまったくありません。ただし、ソフトバンク光の提供エリア外でしたら、他の回線会社に変更する必要があります。
引越し手続きの流れ
引越し先の住所と引越し日が決まれば、ソフトバンク光へ引越しの手続きを行いましょう
プロバイダであるYahoo! BBへの手続きは、引越しの1カ月前から可能です。WEB上で行うため、24時間都合の良い時間に手続きが可能です。WEBからの手続きには「Yahoo! JAPAN ID」と「パスワード」が必要となります。
Yahoo! BBの引越し手続きの流れ
【1】NTT116への電話連絡
引越し先の住所が確認できたら、NTT116へ連絡をします。その際に、新電話番号、電話回線の移設日(NTT局内工事)、回線名義人などを確認されます。
【2】Web上での手続きを行う
NTT116に電話連絡をしたら、Web上でも簡単な手続きを行います。引越し先の住所、新電話番号、電話回線の移設日(NTT局内工事□)、回線名義人、希望サービス種別、日中連絡先電話番号、NTT(116番)担当者名、NTT(116番)への連絡日を入力します。
その後、工事予定日の連絡メールが届きますので、本メールの到着をもって手続き完了です。メール到着後にNTTの局内工事(立ち会いは不要)が入ります。最後は、引越した家で端末と機器の接続設定を行い、インターネットが利用できるようになります。
引越しのときによくある失敗例
引越し先のマンションに光コンセントがなかった!

光コンセントとは、光回線とパソコンの接続用のケーブル接続口です。最近建てられたマンションなどの集合住宅には、ほとんど光コンセントが設置してあります。しかし、古いマンションなどの場合、この光コンセントが設置されていないケースも少なくありません。
光コンセントがないとインターネットを利用することはできないため、引越し前に転居先を下見するときには、光コンセントの有無を必ずチェックしておきましょう。
プロバイダへの移転手続きを忘れてしまった!
プロバイダへの移転手続きを忘れると、新しく契約したプロバイダと前の居住先で使用していたプロバイダの2カ所から請求が来てしまいます。無駄な出費を重ねないためにも、引越しすることが分かれば、できるだけ早い段階でプロバイダの手続きを行いましょう。
モデム(接続機器)が行方不明で接続できなかった!

インターネット回線とプロバイダの引越し手続きを済ませていたとしても、肝心のモデムがないと機能しません。引越しの荷物に紛れて見つけられないというケースもあるため、引越しの際にはインターネット周りの備品をすべてまとめておくことをおすすめします。
おわりに
今回は、引越しをする際にプロバイダやインターネット回線はそのまま使えるのか、必要な手続き、よくある失敗例をご紹介しました。引越しをする際は、プロバイダやインターネット回線の引越し手続きが必要です。引越しでプロバイダやインターネット回線などネット環境を改めたいと考えていない場合は、あえて変更する必要はありません。ただし、インターネットの工事があるため引越しの日程が決まれば、回線会社とプロバイダ契約先に忘れないうちに連絡を取りましょう。
参考記事 http://saku10-hikari.com/guide/moving/sb-move/
SoftBank光編集部

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